卒業生の声

卒業生の声・Kenshiroさん(2019年10月卒業)

●講座受講のきっかけを教えてください

 ものすごく硬い体を少しでも柔らかくしたかったのと、趣味であるスキーやスノーボード、サーフィンのためにヨガを始めました。最初は雑誌を読んだり、DVDYouTubeを観て独学でやってみましたが、何が何だかさっぱりわからずチンプンカンプン。独学は諦めネットでスタジオを検索したら、自宅や職場から通える距離にDivyaがあることがわかりました。レッスンの内容をチェックしていると目に留まったのが、「体が硬い人のためのレッスン」。これが決め手となり、スタジオに通ってみよう、ヨガを続けてみようと決心しました。初めてスタジオを訪れたのは、2015年2月18日でした。

 スタジオに通い始めて3年くらい経った頃から、自分の体が少しずつ柔らかくなってきたように感じました。さらに事務仕事による酷い肩凝りからも解放され、代謝が良くなったのか体重も少しずつ落ち続け、ヨガの効果を正に身を持って感じるようになりました。しかも、柔軟性アップと趣味のために始めたはずなのに、気がつくとヨガそのものが楽しくなっていました。この頃から何となくボンヤリとですが、養成講座のことが気になっていました。

 今年の1月から3月にかけてWSを受講しましたが、普段のレッスンと違う内容に奥深さを実感。また、前回の養成講座を卒業した、いつも同じレッスンを受けている皆さんから講座の感想を聞いていくうちに、だんだん興味が湧いてきました。講座を受けることによってヨガの知識や理解が少しでも深まればと。

 本当は来年の講座を受講するつもりでいましたが、迷いに迷い、これでもかと言うくらい悩み、仕事や身の回りのことを考えた結果、思い切って今回の講座に申し込みました。先生方の「受けたいと思った時に受けるのが一番!」との声も自分の背中を押すことになりました。

 

●実際に講座を受講してみていかがでしたか?

 

 予想以上にハードでした。何もかもが。疲れが残っているのを感じると、やっぱり受講するのは早かったかな?と思ったりもしました。でも、受講していなかったら、今までと何も変わらずスタジオに通い、ただアーサナの練習を繰り返していただけだと思います。

 もし、受講していなかったら、ヨガ哲学が普段の生活と結びついていることを実感することも、解剖学やヨガの歴史、アーユルヴェーダに触れることも、アーサナのアジャスト方法とその難しさに悩むことも無かったはずです。リストラティブ、チェアヨガ、ペアヨガでヨガの幅広さや奥深さを知ることも。

 講座を受講する前は、どれだけヨガと向き合うのだろうと思っていましたが、一番向き合ったのは自分自身だったかもしれません。アーサナの練習でも哲学の講座でもティーチングの練習でも、いつも自問自答を繰り返し、時にはキツい思いをして、そこからいろんなことに気付かされました。

 また、講座のおかげで自分はヨガにおいても恵まれていると改めて感じました。ヨガを始めたタイミング、スタジオの先生方、ヨガを続けられる環境にいること、講座を受講する機会、心強い存在だったサポーターの皆さんの支え、そして今回の講座を無事卒業した第7期生の素敵な仲間たち。様々な面で恵まれました。

 講座を受講していなかったら自分は恵まれていると感じることも、こんなにも自分自身の内面に向き合うこともなかったと思います。何もかもが自分にとってプラスになりましたし、ただ感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 講座が終わった後、まるで心にぽっかりと穴が空いたような気分になり、講座ロスを感じるという・・・それくらい内容が濃く楽しくて充実した講座でした!!

 

●最後に一言お願いします!

 

 ヨガのおかげで、サーフィンで最も大切と言われているパドリングが楽になってきました。海から帰って来てシャワーを浴びた後、ダウンワードフェイシングドッグをすると、肩から背中にかけての疲れがスッと消えていくんですよ!来年はSUPヨガにもチャレンジしてみたいです。

 自分の感想を読んでくださっている方が、「ヨガを始めてみたいけど、自分は体が硬いから」、「スタジオは女性ばかりだろうから通いづらい」と悩んでいたとしたら、これ以上悩まず今すぐヨガを始めましょう!!通える範囲にスタジオがあるかもしれません。もしかしたら、身近にインストラクターの資格を持っている方がいるかもしれません。ヨガを始めることに年齢や性別は関係ありません。ヨガに対する興味とマットを敷くスペースがあれば、もう準備ができたも同然です。養成講座に関心があるなら、迷わずチャレンジしてみてください。

 自分もスタジオに通ってみようと決心するまで躊躇していました。でも、思い切ってヨガを始めて、思い切って講座を受講して本当に良かったです。

 自分は恵まれている。だからその分、これからヨガを続けていく中で、少しでも誰かの役に立てれば、何かお手伝いができればと思います。